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2012年09月11日

ガラマン岳のカニ幽霊

鍵イザイ(漁り)は普通、海で夜に漁火を灯して行われる。昔は山でも行われていた。山原の山々の川には産卵のために海に下る山ガニ(モズクガニ)が移動を始める。また、冬の寒い日に松明を灯してササ入れを行いウナギやフナ、タナゲー、ヤマガニを捕った。
錠宜野座のある親子がガラマン岳の麓に山小屋を造り泊まり込みで山ガニを捕り小屋で寝ていたら大群のカニ幽霊に襲われた。親子は、恐怖のあまり小屋を飛び出し麓まで一目散に逃げ出した。夜が明けカニ幽霊だと思ったらなんとカニは木の葉だった。
 ボクも父に連れられて山川でササ入れ漁をした事がある。・・・幸いにもカニ幽霊には襲われなかった。

ガラマン岳のカニ幽霊
   高台から見る青い海・・・昔の人は青い海は当たり前の風景で綺麗と感じるようになったのは日本復帰後からかも 絵:知名久夫



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Posted by カニマン at 07:22│Comments(0)沖縄の風俗
 
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