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2016年11月15日
南島型刃物ーカニマン刃物紹介ー
琉球列島の風土に根ざして生れた南島型刃物を用途別に紹介したい。現在、南島型の刃物は、八重山の石垣市と沖縄本島宜野座村の鍛冶屋で細々と製作されています。市場に出回るのは少なく殆どが工房で販売され、また注文に応じて製作されたものが店で販売されている状況です。カニマン鍛冶工房で南島型基本形をベースに製作した刃物を用途別に紹介。写真上から①山刀(大)・②山刀(中)・③シマ包丁・④海包丁・⑤シーグ
①山刀(大):ヤマナジ(長さ45cm 刃の長さ28cm トヨタパブリカ板バネ鋼)
大型の山刀で先端切口に重さが配分されているので枝のばっかいや藪歩きに便利である。
②山刀(中):ヤマナジ(長さ38cm 刃の長さ22cm ススキジムニー板バネ鋼)
中型の山刀で一般的なサイズである。昔は、これ一本で台所で焚き木切、包丁、山や畑では枝打ち、猪、豚、山羊、牛の解体まで使いこなしていた万能刃物。振り下ろして使う事から先端に重みが加えられている。
③シマ包丁(長さ33cm 刃の長さ19cm 炭素工具鋼)
シマ包丁は、シマ(部落・沖縄)の鍛冶屋で製作された包丁の事で、ヤマトゥやアメリカからはいてきた包丁と区別した呼称。山刀の型をして刃先が鋭く金物屋で見かけることはありません。
④海包丁(長さ31cm 刃の長さ19cm 炭素工具鋼)
サバキに特化した包丁で、刃部と柄部の一体型。一体型は伝統品には事例が見当たりません。カニマン鍛冶工房創作品です。柄の滑り止に麻紐を巻き付けウレタンを塗布仕上げ。
⑤シーグ(長さ28cm 刃の長さ17cm 炭素工具鋼)
シーグは鞘入りのナイフの事。伝世品が見当たらない事から南島型刃物を参考にして中型ナイフに製作した。一見可愛い包丁である。
◆カニマン鍛冶工房作業業務案内について
午前:9:00~12:00
午後:2:00~ 6:00
※作業場に居ない場合は、隣の自宅に居ますので声掛けして下さい。
※定休日は決まっていませんが、木曜日・日曜日は用事で出ている事が多いです。
◆カニマン鍛冶工房
住所:〒904-1301沖縄県国頭郡宜野座村字松田2629-10
電話:098-968-8459(知名定順)
国道329号松田信号から北(山手側)に800メートル3ツ目の看板左に50メートル
①山刀(大):ヤマナジ(長さ45cm 刃の長さ28cm トヨタパブリカ板バネ鋼)
大型の山刀で先端切口に重さが配分されているので枝のばっかいや藪歩きに便利である。
②山刀(中):ヤマナジ(長さ38cm 刃の長さ22cm ススキジムニー板バネ鋼)
中型の山刀で一般的なサイズである。昔は、これ一本で台所で焚き木切、包丁、山や畑では枝打ち、猪、豚、山羊、牛の解体まで使いこなしていた万能刃物。振り下ろして使う事から先端に重みが加えられている。
③シマ包丁(長さ33cm 刃の長さ19cm 炭素工具鋼)
シマ包丁は、シマ(部落・沖縄)の鍛冶屋で製作された包丁の事で、ヤマトゥやアメリカからはいてきた包丁と区別した呼称。山刀の型をして刃先が鋭く金物屋で見かけることはありません。
④海包丁(長さ31cm 刃の長さ19cm 炭素工具鋼)
サバキに特化した包丁で、刃部と柄部の一体型。一体型は伝統品には事例が見当たりません。カニマン鍛冶工房創作品です。柄の滑り止に麻紐を巻き付けウレタンを塗布仕上げ。
⑤シーグ(長さ28cm 刃の長さ17cm 炭素工具鋼)
シーグは鞘入りのナイフの事。伝世品が見当たらない事から南島型刃物を参考にして中型ナイフに製作した。一見可愛い包丁である。
◆カニマン鍛冶工房作業業務案内について
午前:9:00~12:00
午後:2:00~ 6:00
※作業場に居ない場合は、隣の自宅に居ますので声掛けして下さい。
※定休日は決まっていませんが、木曜日・日曜日は用事で出ている事が多いです。
◆カニマン鍛冶工房
住所:〒904-1301沖縄県国頭郡宜野座村字松田2629-10
電話:098-968-8459(知名定順)
国道329号松田信号から北(山手側)に800メートル3ツ目の看板左に50メートル
Posted by カニマン at 13:06│Comments(0)