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2018年07月12日

ポーターキャブ板バネで刃物づくり

沖戦後、沖縄では板バネ(スプリング)で造られた刃物が重宝がられた。台湾や東南アジアでは刃物鋼に板バネが今でも盛んに利用されている。日本でも使われていたようであるが、日立製鉄所の安来鋼(黄紙・白紙・青紙)が普及し日本の鍛冶屋が使わなくなった。
縄ポーターキャブ(マツダ軽トラ1969~1989年製造)の板バネで山刀(ヤマナジ)を製作する。板バネは5枚組になり、巾4,5cm、厚さ6mmと巾の狭い分厚い。火花はSUPの特徴を示し一本筋に走り先端で火花を散らす。今回は、二枚目のバネで作る。

写真1 マツダポーターキャブ
ポーターキャブ板バネで刃物づくり


写真2 ポーターキャブ板バネ 後輪用対
ポーターキャブ板バネで刃物づくり


写真3 5枚組ベネ
ポーターキャブ板バネで刃物づくり


写真4 2枚目バネで鉈に打ち返る
ポーターキャブ板バネで刃物づくり







Posted by カニマン at 14:12│Comments(4)
この記事へのコメント
ブログlDメモを無くし更新できずすみません。別途ブログ制作を考えています。しばらくお待ち下さい。
Posted by 読者の皆様へ(カニマン鍛冶工房) at 2018年09月22日 05:49
はじめまして。

板バネにこんな使い方があったんですね。
素晴らしいです!
あ、2枚目の画像にケーンハーベスターのチョッピングのブレード(スウェーデン鋼)が見えますね。
Posted by ミスター苦労人ミスター苦労人 at 2018年10月12日 18:15
https://kanimannhamono.ti-da.net/e10700698.html
カニマン鍛冶工房日記
Posted by 新ブログURL at 2018年12月03日 06:09
愛知県在住です。シマ包丁、シーグ素晴らしいです。どの刃物も生き生きして存在感が有りますね。見てて楽しいですよ。私もシーグが一本欲しくなりました。
発注可能であればお値段、送料など教えて下さい。
Posted by 竹炭 at 2019年02月05日 23:16
 
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