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2015年10月18日

赤木でシーグ作り

沖縄本島東南アジアに分布する広葉樹の赤木は成長が早く大木になる。材が赤く家具や建築材になる。赤木は捻りが激しく材としての評価が低く見られている。しかし奈良時代、大和と南島(奄美・沖縄・宮古・八重山)との交易品の中に「赤木」が含まれ、刀の柄に好まれたらしい。赤木で沖縄の伝統ナイフ、シーグを製作してみた。
沖縄本島赤木の柄は赤系の着色料に染まりやすく、赤色がさえる。刃部はグスク時代の遺跡出土「刀子」を参考に製作した。万能ナイフとし使える。

写真1:赤木材でシーグの柄
赤木でシーグ作り


写真2:板から割り出した赤木の角材
赤木でシーグ作り


写真3:赤木は、屋敷林、防潮林、街路樹として広く見られる。
赤木でシーグ作り






Posted by カニマン at 17:50│Comments(0)
 
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