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2014年10月07日
小刀(シィーグ:巣具)
昔は小刀(シィーグ)は男の必需品であった。小刀をサヤ(シィー:巣)に納めて用具として、刃の付いた物は呪力があると信じられ悪霊払いとして持ち歩いていたようである。
首里の民家に伝わる刀身のみの小刀(シィーグ)を見たことがる。厚みがあり巾が狭くよく使われ磨り減っていた。伝世品でこれ以外のを見る機会がない。参考に製作した。
打ち終えた小刀(シィーグ)に砥石泥を塗り焼入れ
焼入れ後粘土を剥がした状態
研ぎ出し松柄に装着、研磨で波紋がうっすらと
首里の民家に伝わる刀身のみの小刀(シィーグ)を見たことがる。厚みがあり巾が狭くよく使われ磨り減っていた。伝世品でこれ以外のを見る機会がない。参考に製作した。
打ち終えた小刀(シィーグ)に砥石泥を塗り焼入れ
焼入れ後粘土を剥がした状態
研ぎ出し松柄に装着、研磨で波紋がうっすらと
Posted by カニマン at 07:22│Comments(0)