カニマンナイフ(ふくろナイフ)
ふくろナイフ
取っ手が、ふくろ状になっていることからそう呼んでいる。古くは、弥生、奈良時代の槍が棒の先にふくろ状の槍が差し込まれていた。
東北地方に取っ手がふくろ状の鉈やナイフがある。ふくろ柄に棒を差し込むと槍になるという。
沖縄にもふくろ槍が残るイノシシを突く「エイ棒」である。棒術でも用いられ武器でもある。勝連グシクからそれらしき物が出土している。
ふくろ槍を参考にナイフにしてみた。
ふくろナイフ(カニマン鍛冶工房製作)
東北の狩人マタギナイフ(1980年代に東京上野の刃物店にて購入)
ふくろ鉈(秋田県米田鍛冶屋製作)
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