刃物の柄の下拵え
新緑が吹く出す前12月に刃物の柄材アリクを切り出し。柄材は、主に「アリク」を使い、水に強い「琉球マツ」「ヤナブー」を使う。また、硬い「沖縄カシ」も使う。切り出された未乾燥の材は、水に浸し虫除けと乾燥を促し硬い材となる。木材を水に浸すのは、昔からの原木保存と活用方法である。
写真:柄を装着したカニマン刃物(柄は、着色とウレタンを塗布)
写真:玉切りしたアリク材
写真:水に浸けられたアリク材
写真:水に3ヶ月水に浸されたアリク材
写真:浸された柄材を荒削りし乾燥させる
写真:乾燥後、柄材として用いる